自分と似たような方向性で、嗜好の深度はあるけど思考の進度はないモノを見かけると、非常に勿体無い気分になるのは何故だろう。
仮想敵を想定してアジっても何も変わらんて、とか。
 
「新人類vsおたく」「サブカルvsオタク」の変奏から抜け出せない、アンチオタク的な物言いの、「その先」の見通しの無さが虚しくなる。
 
「オタクかくあるべき」という変な規範が自意識に根深い人間ほどある意味行き詰まってねえか、ダメ出ししてるオタク界隈に結構依存してねえか、なんて思うのだが果たしてどうなんだろう。
 
結局、特に主義主張もねえよな。自分の立ち位置の正統性さえ補強出来ればいいんだ。
だからなんだっつう話なんだよなあ。自己満の為に実態も知らん相手を叩くのに精を出すなよ、という話だ。
同じ穴の狢が何を吠えてやがる。毛色がお前らと違う?はいはい、そりゃあ良かったね。