文化共有と情報共有

この二項化は我ながら面白いと思ったので、もう少し考えをメモっとく。

  • 『文化共有』は実体験重視。『情報共有』は追体験に寛容。
  • 『文化共有』では自分なりの理解や見解を求められる。『情報共有』では周りに分かりやすい理解や見解を求められる。
  • 『文化共有』の主張の信頼性に求められるのは、個人の含蓄。『情報共有』の主張の信頼性に求められるのは、多数が納得するソース。
  • 『文化共有』は、それぞれが同程度に知識や技術力を上昇させる事を目標として活動する。『情報共有』は、バラバラな能力のままで相互に補完しあう。
  • ぶっちゃけ、『文化共有』は主観的で、『情報共有』は客観的。

といった感じか。
うーん、いざ書いてみると目新しさは無かったな……。集団の規模による差異にしか過ぎないかも。
しかしまあ何より、この造語が面白いから良しとしよう。少なくとも、あの『チェック男子・女子』の消費像に、文化性は感じられないし。個の蓄積と、他者への継承がなされてこそ、文化……という解釈で合ってるのかどうなのか自分で不安になってきた。
まあいいや。面白ければ。