相変わらず京アニ人気すごいね

京アニ」と書くと、キーワードリンクから足跡が稼げるらしい。そんな事はどうでもいいがな。
 
ホットエントリ入りした幾つかの京アニ言及記事を読んで思った事。
京アニ人気って、仕事の真面目さから来てるんだよなあ、やっぱり。乱れない作画と、徹底した演出、あと原作への忠実さが秘訣と言う感じ。それを、いわゆる「萌え系」作品でやってるのがデカいんだろうなあ、と。
別に「萌え系」に限定しなければ、作画や演出に凝った製作会社ってのは他にもある訳だ。日テレやフジの深夜枠でやっているような作品を作ってるところとか、ね。大体俺が挙げたい会社は想像がつきますね、はい。でも、そういう会社がやっていなかったり、二軍・三軍や下請け丸投げだったのが、03〜04年辺りくらいまでの「萌え系」アニメだった訳で。特にUHF帯アニメは、その括り自体がB級の代名詞みたいな節があった訳だし。
と考えると、他社が読み切れていなかった需要に、京アニの仕事は合致したという事になり。これはつまり「萌え系」市場の成熟期に入っている、という解釈でいいのかな?
まあ、ハルヒ放送1話のハッタリの掛け方が、ムチャクチャ成功したからこそ、今まで製作会社にあまり興味の無かった層までに認知させる事が出来た、なんて事も考えたりする。
 
多分、ガイナックスが「おたく向け」に特化した作品で、80年代から90年代にかけて一気に成長したのと、おんなじようなものなんだろうなあ。
うーむ、なんとなくジャンルに特化した製作会社の仲間入りを果たした、てな感じな気がするんだよなあ。ロボットならサンライズ、ヒーローならタツノコ、CGならI.G.みたいな、そんな並びに萌えで京アニ、という感じ。完全に主観だけど。
 
とりあえず、京アニのオリジナル・アニメが観てみたい、とは強く思う。原作付きは、大体ネタバレを見かけて楽しみ半減してしまうわ、原作信者とアンチの抗争が始まるわ、余計なモンが目に入りすぎる。それに、原作無しでどのような作品を作るのかが、一番興味がある。
 
でも、マッドハウスやゴンゾの作るアニメの方が個人的に好き、とか超蛇足してみる。
それにしても、ブラクラパンプキン・シザーズ観てて、クルマや戦車の3DCGが昔と比べてかなり違和感が無くなってきたなあ、とこの前に思ったな。
FREEDOMなんかも出る時代だし。
 
特にまとめも、なし。