ルーディ・ラッカー『セックス・スフィア』

セックス・スフィア (ハヤカワ文庫SF)

セックス・スフィア (ハヤカワ文庫SF)

まさにイロモノ。ドタバタと話を大きくしていく展開がラッカーの作風なんだろうか。
セックスと異次元生物でパロディ化して「向こう側」に着地しなかった『ブラッド・ミュージック』、なんて喩えで分かって貰えるだろうか。
素材はA級、話はB級、そういう作品を好む人向け。