適度に死にたい症候群

そういう気分。だって自分で自分叩いてるんだもん、俺。
 
母校の学祭が近付いてきた為、我が母校特有の特殊学祭用語で検索してきた若人が、学祭の実行委員時代の記事もあるもう一つの日記ブログにちらほらと。
ああ懐かしい。泥酔者とか泥酔者とか泥酔者とか。あと、カセットコンロとか。
 
オタクとモラトリアムの近似性ってやっぱあるよなあ。
多分、購買力にはちと分からんけれど人数規模で言えば、オタク界は高校生以上の学生層が主力だよなあ、と。
だから大学生とか一番厄介な存在なんだろうなあ、なんて思ったり。大学進学と言う大義名分で郊外から都市部に移住し、アキバなどのオタク街デビューし、キャンパス内でオタク友人とだけつるむようになり、バイトで稼いだ金を費やし、コミケを始めとするオタク系イベントに手を染める。はい、「現場主義」なオタクの出来上がり。
 
都市部と地方の間に、郊外がある。都市部のオタクがサブカル的で幅広く、地方のオタクはせいぜい年2回のコミケ以外に都市部とは無縁でマイペースにやっているとしたら、第3世代の多くはたまーに都市部にアクセス出来た郊外出身なんじゃないかなあ、と。都心までのアクセスが1〜2時間以内とか。別に主要都市なら何処でも構わないが。
都市部から発信/流通される『主流』には手が届くものの、ちょっと深みに行こうとすると地元では手に入らなくなる。そして都市部で情報量/流通量に圧倒され、憧れと幻想を抱く。そういうオタクが進学を経て都会の大学キャンパスを闊歩し、オタグッズ溢れる街へと繰り出す。
 
これはもう少し膨らませられるかも。
 
ああ、秋は学園祭の季節だなあ。母校の匿名掲示板で、ウチの大学はなんで声優とか呼ばねえんだと嘆く声がする。だが、多分俺が学祭の実行委員をした年に、実は大塚英志が講演に来ていたりする。
 
サブカルは西の新宿を経由し、オタクは東のアキバに向かう。右翼は裏の靖国に往き、左翼は正門より出て議事堂へと向かう。
そんな彼方を羨むは、高尾の山を裏に見て溜め息一つの多摩キャンパス。
 
母校の祭りは近い。