ふと『エウレカセブン』漫画版を立ち読みしてきた

アニメは23〜24話辺りで追うのを断念した。4クールは、実感として長い。長すぎる。いや、あまりにも1クールのアニメに慣れすぎてしまったのかもしれないけれど。
最終回のキャプを2ちゃんで見た時に、その瞬間ハマれなかった理由がはっきり自覚出来て。1話から持っていた微妙な違和感がようやく認識出来て。
主題はボーイ・ミーツ・ガールだったんだね。少年少女の恋愛劇がなによりだったのね。ロボットよりも、反抗ゲリラよりも、そこだったのねと、月の相合傘ですとんと腑に落ちた。他の余計な期待の部分が中々盛り上がらなくて、しかもそこが俺にとっての見所だったから飽きちゃった訳だ。
漫画を読んだらよう纏まってんの。エピソードの間延び感が全然無くて。これなら次回が気になるよな、とツボは押さえてあるしね。
別に4クールが悪いわけじゃない。けれど、4クールを作るにはもうよっぽど監督やシリーズ構成がしっかりしてないと難しいよね。
秀作を傑作にしようとして、佳作以下にしてしまったのは一体誰だろうね。やっぱり勿体無い。
まあ仮に欠点となったところが改善されたとしても、受けたかどうかは知らんけど。だってハルヒの反応見たらエヴァ忘れたい人達がそれなりにいるらしいしさー。
 
でもね、鬱要素は物語のスパイスですよ。まあ一時期が激辛ばかりだった反動なのかも知れんけど。ひたすらに甘くてごちゃごちゃ飾り付けたでっかいパフェや、噛む必要すらないウィダー・インみたいなお話ばかりじゃ、味覚もおかしくなるんじゃないの。どうなの。
まあ、美味いフルコースにゃ中々お目にかかれないのは分かった。じゃあ定食は?セットメニューは?