どうでもいいが、「アニメ産業をDVD購入で買い支えろ」という理屈が嫌い。
本質的にアニメ産業なんつうものを大事にしたいのなら、中間マージンの多いテレビアニメなんぞを買うより、自分の属する会社・学校・自治体でも上手く騙くらかして、そこのCMなりPRビデオなりイベントPVなりをお気に入りのアニメ制作会社にでも発注させる方が、よっぽどアニメ産業にとっては旨味があるだろうと思ったりする訳だ。別にこれが一番いいなんて思っちゃいないが。
「商業主義にヒヨった駄作しかねえ」とか「広告代理店が諸悪の根源」とか「コストダウン故のアジア圏の作画は最悪」とか、テキトー極まりない事ばっか言うな、と。DVD買わなきゃアニオタじゃねえ?知るかよそんな勝手ルールなオタク全体主義
金があるならヒトに描かせる。金がないなら自分で描く。金も技術もないなら、金と技術屋をかき集める為にオツム使えばええんですよ。
本当に無くなるのが惜しまれるモノならば国で保護してくれるしな。相撲みたいに。確実に保守的な世界となるが。
メディアを介している時点では、どう振る舞おうと受け身の立場には変わらない。
店に並んでる欲しいモノに金を出す行為は、確かに資本主義社会に参加している事を実感する行為だけれども、それが必ずしも特定の「文化」を支える行為と繋がりうる訳でもなく。資本主義でなくともアニメは作れるんだよな。それが面白いかどうかだって?知らねえよ。でも、スタニスワフ・レムSF小説は面白いだろ?そういうモンだよ。
 
どうせヌルいんだしな、「好き」だったり「愛して」たりするかも知れないが、「心中」も「喜捨」もしない。レミングスの行進にも付き合わない。
 
ブレーキとアクセル間違えると、アキバ解放デモとおんなじ結末に至るさね。
 
さらにどうでもいいが、作画MADが一過性のブームに終わってしまった事に、やり場のない恨みを微かに覚える俺が居る。
まあ、ようつべからニコニコへの移行・変化や、グレンラガン4話の騒動で臆面なく噴出した作画狂いの傲慢さへの反発やらが重なって、こういう流れになってしまったのかも知れないが。俺がヌルい故に見落としてるのかも知れんし。
 
結局のところ、みんな近眼で無責任なんだ。
 
どうやら秋の根暗週間到来。