帰りの電車が混んでいた。
自分の後から乗り込んできた似たような髪型した兄ちゃん二人組が、色違いの同じケイタイを使ってて、なんとなくげんなりした。
で、隣をふと見ると、フツーそうな姉ちゃんがフツーに文庫本を読んでいたが、フツーにそれが『涼宮ハルヒの憂鬱』で、フツーに角川恐るべしと思った。夏のウン冊にコレを入れてきて、それで買ったとしか思えない客が居ると、そういう事ですか、と。
 
まあ、そんな事より電車の中から見たカミナリが一番ビックリした訳だが。
そして、月食の件をすっかり忘れていたのにはゲンナリだ。