「飽きてないよ?ネタがないだけだよ?」
 
相変わらずの立ち読み暮らし。
女子中学生だか小学生だかが群れて占いページかなんかできゃいきゃい騒いでるマンガコーナーを横目に、ムサい20代中盤のヒゲ眼鏡無職男つまり俺が『オトナアニメ』を立ち読みするステキな昼下がり。つうか、群れた女は年がいくつだろうとうるせえ。あれだ、人は生まれた時から既にオッサン・おばちゃんマインドを内蔵してるってこった。ロリコンな俺がガキにムカつく時はだいたいそれだ。つうか俺はいつロリコンになったんだよ。
結局マトモに読んだのは「さらたね対談」だけだったりする。何だかいつもこんな感じだな『オトナアニメ』立ち読みする時は。だいたい「さらたね対談」しか記憶に残ってねえんだ。あ、あと「アニメがお題目」。やっぱり本は買わなきゃダメだなー。それ以前に俺、もしかして軽く文盲なんじゃねえか?
なんだかよく分かった『まなびストレート!』の、視聴者状況を含む違和感。確信犯的に「語れるアニメ」として作ってたのと、そこに見事にハマってたオタクの反応に、若干イラついたんだなあ。自分自身が陥ってたのも、当然イラつきの原因に含む。作り手と買い手の共犯関係というか、妙に馴れ合いな消費形態というか、これってどうなんだろうなあと。
 
あ、話変わるけど、数日前に在学中のオタサー後輩から電話があって、新入生が何人か来たけど富野信者な彼がどんなアニメ観てるかって聞いたらアニメはあんまり観てない、ガン種は乗り遅れた感じがしてそれっきり、だからガンダムなんてどれも観る気がおきない、とバッサリ斬られたなんて話をされた。代わりに彼ら、月姫が好きとかで盛り上がってたらしい。うーん、若いオタクにゃアニメ受け入れられてないんかな……、とか思った一例。いや、彼らも原作付きとかは観るのかも知れんけど。
「オタクだからアニメを観てる」ヤツは増えたのかも知れんけど、「アニメ観てるうちにオタクとなった」ヤツは段々減ってるのかもなあ、とか思った。「嗜み」と「習慣」の違いかな。
 
まだまだ書けそうだけれど一旦ここでおしまい。後日改訂するかも。