ジャズ研OBなのにバップが苦手

そんな訳で滅多に聴かないキャノンボール・アダレイの『Somethin' Else』。マイルス信者の癖に!お前なんか破門じゃ!
久々に聴いている。
久々に聴くと、なんでこんな素晴らしいアルバムを長いこと手にとっていなかったのか、非常に悔やむ。
クールだ。一切の隙がないクールさだ。うわあ。なんだこの完成度は。
しかしこれの良さを再発見するには、やっぱり数々の寄り道がないと分からんて。
なんだかんだ言って、モダンジャズって敷居高いよね。勉強せな分かりませんよこの良さは。
ハンク・ジョーンズの端正なピアノのバッキングがたまらん。普段グチャグチャしたエレキ物ばっか聴いてるから、余計にたまらん。
これがあるからジャズのCDって手放せないよね。聴き飽きたつもりだったCDの再発見が。まったく。