一貫性無し、書き散らし

前に書いたのが、上手く続きを書けなかったので、止めた。
 
「オタク趣味」にも手を出す事は世間に認められつつあるけれど、「オタク趣味」しかない奴を認められる人はほとんどいない。「オタク趣味」に敢えてこだわる奴は偏屈だし、「オタク趣味」以外を覚えようとしない奴はおこちゃまだから。
だから自称「オタク」な奴は嫌われる。メディアに映るはガキの文化ではしゃいでる変態、でもってそいつらを否定するオタクも居るけど妙な屁理屈ばかりでウザイし違いが分かんない。
「ガキ」でもダメ、「理屈屋」でもダメ、世間の目はこうも厳しい。
やっぱり「オタク」にすがっている奴はどう考えてもクラスの弱者だって。発言権さえ放棄して家帰る事しか考えてない奴と、発言権を振りかざして自分の主張を認めさせたいあまりにホームルームを延長して白い目を一身に浴びる奴。
「理屈屋」が文化系ニートなんだよ。「ガキ」が動物化した面々なんだよ。でも両方とも、組織で動く際にはお荷物なんだよ。上っ面だけだって人に合わせるのが社会なのに、そういう努力を一切したがらない連中だから嫌われる。行動的なオタクならまだいい。実際に自分で書いてるとか作ってるとかイベント参加してるとか。ソイツのツボをつけば仕事をしてくれる。でも、本当にただ家でアニメ観てマンガ読んでゲームしてるだけっていうオタクは、本当に使えない。受身な上、コミュニケーションも成立しないのでは、相手のしようがない。アタマもカラダも使わない人間に、出来る仕事などない。
 
非モテ」なんて言わずに「非オタ対策」って言い換えてみたらどう?
だいたい「モテに非ず」って、世の中の大抵の人がそうでしょう。貴方は顔合わせた瞬間、異性にそっぽ向かれるレベルの人間ですか?しゃべり出した途端、相手が顔をしかめるレベルのコミュニケーション・スキルですか?ちがうでしょう?そこまで酷くはないでしょう?冴えないだけでしょう?
世間ではこだわりを語らない、世間では無邪気にはしゃがない、「結構好き」くらいでさらりと流す、むしろ聞き手に回り会話を盛り上げる。周りが薦めてくるものはちょっとでもチェックしてみる。服装・外見はこざっぱりとまとめる。周りの誘いには乗る、誘いが無いならこちらから動く、ちょっとした食事でも可。他者と時間を共有すること。こういうことでいいんじゃないの?
 
「オタク趣味」が認められたというより、「オタク文化」から生まれてきたものを楽しめるか慣れたかしただけの人が多くなってきた、程度な話の気もする。もしくは相対的にポップ・カルチャーが弱まっただけとか。どっちにしろ、「オタク」が評価を上げた訳ではない。
「ガチオタ」が敬遠され、「キモオタ」が蔑まれ、「ヌルオタ」は黙殺され、「隠れオタ」のみが増える。しかし「隠れオタ」が本当に「オタク」なのかは疑問符を付けたいところ。だが、それは単なる優越感の獲得、いや劣等感の裏返しの可能性も高い。語れば語るほど、中身が無くなる。
結局、ダメ人間がダメな点を自覚しようとせず、直そうとしないのがいけない。