タワゴト

作画派vsメディアミックス出身者がきっと熱いに違いない。と、無責任な発言をしてみる。
個人的にはこの状況がもっと盛り上がらないかな、と思っている。
オタク第三世代は、多分コミュニケーションの経験値が足りない。いや、オタクに限らない世代全体の問題かも知れない。
議論を始めると意見の押し付け合いとなる。レッテル貼りで明確な対立軸を作りたがる。そして平行線のまま、数の論理で片方に落ち着かせる手法が結構横行している気がする。そして議論の中身はあまり発展しない。
雑談では極力議論になりそうな流れは避けがちだ。お約束なやり取り、もしくは独り言に近いやり取りで成立してしまう。
要するに、コミュニケーションが建設的でない。
冷静になりきる必要は無いが、相手のレッテル貼りをする前に、個人の意見としての短所・長所にまず目を向けましょうよ。
 
なんとなくだが、我々の同年代はオタク最後の世代なんじゃないかと、最近思う事がある。2003〜2004年くらいまでに、自分のオタク性に気づいた連中が、最後のオタクなんじゃないか、と。
これから下の世代は、親が・作り手がオタク文化に慣れ、その表現形式やお約束に拒否反応の無い世代で、自分達よりもオタク文化に対する距離感覚が狂った世代なんじゃないだろうか。
サブカルチャーポップカルチャーに線引きが無くて、ネットやケイタイが当たり前でフルHDのテレビ画面が普通だと考える連中である。
わざわざオタクなんて名乗らなくとも、屈託なくアニメ・ゲームが話題に出来る連中である。
俺は怖くて仕方ない。
オタクは全共闘運動ばりに過去のものとなりそうで、怖くて仕方がない。