そんな訳で今年観たアニメを総括しよう 導入部

とりあえず、『シムーン』だけ書いとけばいいや。とにかく『シムーン』。他の何より『シムーン』。
 
いや、ハルヒ時かけやゼーガなんかは十分話題として面白いし、よみ空やあさってには思い入れがあるし、単に好みならまじぽかフロッグマンなんかもいいんだけど。
アタマ3作は俺よりずっと面白い事書いている人が数多居るし、中2作はアニメとして新たな視点があったかというとそうでもなく、最後の2作は完全な趣味の発露で終わりかねん、と。
実験的な作品なら怪とかもあったが殆ど観てねえし。原作付きは原作を語った方が面白い作品が多そうだし。
そんな中で、まずアニメがあって、そして世界観が特徴的で、尚且つまだまだ深読みのしがいがありそうな作品と言うと、俺の観たアニメの中じゃこれくらいしか残らない訳ですよはい。
例えば「とりあえず10本挙げろ」と言われりゃ、他にも幾つか好みだった作品もあるんででっち上げは出来るけれど、そんなん書いても誰も読みゃあしないし面白いもんにもならん。今年は本数も多かったし、それでもいい具合に作品の完成度はバラけていたから、出来が良いものと趣味なもの、ついでに幾つかの駄ニメ加えりゃそれなりのラインナップが出来てしまう。だいたい予想のつく奴が。あとは視点と語りで文章の出来が固まってしまう。……俺が書いてなんの価値が生まれるよそんなん。
だから一作、『シムーン』に的を絞って総括する。俺にとって、2006年のアニメはシムーンであったと、そういう事にする。アニメもブログ記事もオンリーワン・イズ・ナンバーワンだ。いや、そんなもん書けないが。書き散らしてツッコミ待ちが関の山だが。下手すりゃ反応ゼロだが。誰にも届かぬ妄言に終わるのかも知れないが。
 
という訳で、次の記事でひたすらシムーンについて書きます。本編見直しながら。ネタバレしまくりながら。
 
一番注目したいのは、「なぜ主人公たちは『少女』なのか」なんだけど、少女論とか一切理解していないまま書き散らしていく。無知が故の視点は、果たして俺にあるのか?「『センス・オブ・ワンダー』?新興宗教かそれ?」こんなクズ野郎に何が分かるのか。乞うご期待。でも過大な期待禁止。
 
……あー、パプリカまだ観てないのを何故か思い出したー。