シオドア・スタージョン『時間のかかる彫刻』
- 作者: シオドア・スタージョン,大村美根子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2004/12/11
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (52件) を見る
幾つかの作品では、ハーラン・エリスンの『世界の中心で愛をさけんだけもの』と印象が被った。ティーンエイジャーが主役の物なんかが、そう。
「茶色の靴」や「フレミス伯父さん」、「統率者ドーンの<型>」、あと「箱」辺りがツボだった。非SFでは「ジョリー、食い違う」なんかがお話として上手く出来ているなあ、と。
あまり分からなかったのが「<ない>のだった−−本当だ!」と「自殺」。
まあまあ面白かったけれど、イマイチ読んでて盛り上がらなかった。時期を見て再読。